設備紹介
前眼部OCT
光干渉方式により前眼部を3D立体画像として非侵襲・非接触で撮影できます。白内障術前後の検査、角膜混濁、円錐角膜などの角膜疾患の検査、閉塞隅角や緑内障術後の検査など治療方針決定およびその経過観察に威力を発揮します。
眼底カメラ(オプトス カリフォルニア RG モデル)
超広角走査型レーザー検眼鏡は、無散瞳で網膜の約80%(画角200度)の領域のデジタル画像を一回の撮像でわずか0.4秒で取得し、網膜画像で診断できる多くの疾病の発見に貢献する眼底撮影装置です。網膜剥離などの眼病はもちろん、糖尿病網膜症による糖尿病など全身疾患の診察等にも利用され、正確な診断に必要な装置です。
光凝固装置 ( ピュアイエロー・レーザー IQ577 )
網膜での吸収効率のよいレーザー光線を使いことで低侵襲な凝固ができ、治療中の痛みが軽減できます。症例によっては、一度に数発の照射を行うことで治療時間も短縮できます。マイクロパルスという特殊レーザーにより、視力に大きな影響を与える糖尿病黄斑浮腫や、網膜静脈分枝閉塞症の黄斑浮腫などの治療もより安全に行えます。MLTと呼ばれる眼圧を下げる緑内障の治療にも適応されます。
タンゴオフサルミックレーザー
後発白内障治療や緑内障治療にも対応できる正確性や高い性能のある装置です。
光干渉断層計(OCT)
網膜の断層写真を撮像することにより構造変化を確認(OCT)できるほか、 造影剤を使用せず非侵襲的かつ迅速に、網脈絡膜循環を検査(OCT angiography)できます。正確な診断に欠かせない器械です。
アイモ (自動視野計)
従来の視野検査は暗室で行っておりましたが、この装置は暗室を必要とせず、場所を選ばずに検査が可能となりました。
また、通常は片目ずつの検査になりますが、一度に両目同時に検査ができるようになり、検査時間も短縮されます。
手術用顕微鏡
目の部分を数倍に拡大して手術を行うための機器です。白内障手術はもちろん、毛髪より細い糸を使う際にも安全に手術を進めることができます。
スペキュラーマイクロスコープ(角膜厚測定装置)
角膜内皮細胞数を測定します。レーザーや手術の治療前後で測定し、経過観察します。
IOLマスター700 (光学眼軸長測定装置)
眼の表面から網膜までの長さ(眼軸長)を測定する検査です。白内障手術時に入れる眼内レンズの度数決定をする上でも重要な検査になります。